デュエリスト
レイの職業「体術家」の上級職。
物語中盤にて、ナズナの意志を受け継ぎレイの職業がクラスアップする。
意志を受け継ぐといっても「破導士(師)」になるわけではないのは、
レイがナズナから破導の教えを受けていない為。
厳密にはリベラル加入当初に稽古をつけてもらっているのだが、
レイ曰く「難しすぎて俺には無理、そもそも合わない」
との意見から、ナズナからも早々に才能無しと判断されていた。
その後、自分に合ったスタイルである守備的な戦闘技能を自己流で学んでいった。
しかしリベラル本部がデインの侵攻に合い、ナズナと共に本部を防衛した際に
「大切なものを守るために必要な力とは何か」を問われ、
その答えとして自身に足りなかった「攻める力」を開花させた。
1対1での闘いを好む「決闘者」の意味を持ち、それまでのレイの守りのイメージとは違い、
攻撃的な能力も備えるようになり、より単独で闘える力を身につけることができる。
職業Lv6からスタートし、「体術家」で習得したキャパシティは継続して使用できる。
【職業キャパシティ】
Lv.6 仙極武掌 (必殺技)
Lv.7 力30%アップ (職業特性)
Lv.8 必殺技ダメージ半減 (職業特性)
Lv.9 戦闘中HP回復 (職業特性)
Lv.10 万力 (特殊コマンド)
まず、「力30%アップ」で純粋な火力アップができるようになる。
レイは装備武器がない為、アクセサリ以外に通常状態で攻撃力を上げる手段がようやく出てくる。
そして、クラスアップと同時に覚える必殺技「仙極武掌」が、レイの攻撃性能を飛躍的にアップさせてくれる。
火力不足故に、通常攻撃代わりに低燃費の必殺技を使うことが多かったこれまでのレイだが、
「仙極武掌」習得と同時にパーティの攻撃の中枢を担える程の火力を手にすることになる。
消費APもそれなりに増えるが、それ以上に高威力の技を使える喜びを敵に爆発させていこう。
「必殺技ダメージ半減」はボス戦専用といっても過言ではないが、装備することによって戦闘中に「闘士の守り」を
自分に使用する手間を省ける、もしくは自分に使用することで効果を2倍にできるというメリットがある。
「戦闘中HP回復」によって自己回復手段が増え、アイテム消費とターン消費を節約できるようになる。
「万力」は次のターンに攻撃力3倍になるという強力な技だが、その代わり自身の防御力を失うという
「諸刃の剣」性能となっている為、使いどころが難しいが、すでに覚えている防御技と併用することで
その弱点をカバーできるようになっている。
体術家(守り)を経てのデュエリスト(攻め)へのクラスアップにより、
まさに「攻防一体」の闘い方を体現できるようになる。
今まで頼りなかった通常攻撃も威力の底上げができ、必殺技一辺倒でAP消費に気を配る場面も減らせるだろう。
クラスマスター時に入手できるアイテムは「ディフェンダー」。
クラスアップと同様に、マスターする時期も4人の中で一番遅い。
これは守りと違い攻めに関しては大器晩成型であるということか。