レイ・ハート
初期装備
頭:ファイターバンド
体:ファイターベルト
右:なし
左:なし
足:ソリッドブーツ
ア:なし
ア:なし
最強装備
頭:デュエルバンド
体:デュエルベルト
右:なし
左:なし
足:デュエルブーツ
ア:ディフェンダー
ア:アクセラレイター
物語の主人公。生まれも育ちもレナト村のクールな青年。
9歳の時に引っ越してきたマルコと知り合い、以降親友となる。
村での平凡な暮らしを続けていたが、12歳頃から、
レナトの森に稀に出現する魔物を退治するマルコ親子の手伝いをするようになる。
マルコ親子が剣を振るい中~大型の魔物を倒していく中、戦闘のイロハを
知らないレイは弱そうな小型の魔物をターゲットに退治をするようになる。
小型の魔物が揃って素早いが為に次第に機動力、敏捷性が身に付き、
またマルコ親子が敏捷性に欠けており素早い敵を苦手としていたことから、
自然とそういった魔物はレイの担当となるようになった。
剣は刃物なので危ない、魔物を素手で触るのが怖い、蹴りの方が威力が出る、
等々の理由から蹴り技が主体となり、武器を持ったことがないまま
実戦経験のみで体術を身につけていった。
「痛い」「疲れる」「面倒」が大嫌いであり、武器を待たず攻撃力も低いことから、戦闘スタイルも
"いかにダメージを受けないか"、そして"他の誰かに攻撃してもらう"を主としたものになっていく。
その為自分、及び仲間を守る為の守備力が育っていき、現在の「守りの体術家」の礎となった。
15歳になり、マルコが父・シルバによって強制的にリベラルに加入させられたことをきっかけに、
リベラルのメンバーと知り合うようになる。
本来はリベラルのことは極秘であるはずなのだが、
シルバがうっかり口を滑らせたことでレイに知られてしまう。
ジャン、ナズナ、ゼイガン、ラルフなど、幹部たちとはこの頃からすでに知り合いであった。
口外しないこと、深く関わらないことを条件に彼らとの関係は保たれ、
レイは今まで通り、たまに魔物退治をする程度の日常を送っていた。
17歳の誕生日、デインに雇われた殺し屋ネスクによって命を狙わる。
いつものように森でマルコと魔物退治をしていると、
突如として背後から現れたネスクにマルコ共々吹き飛ばされ、
「お前を半殺しにしてデインへ連れて行く」ことを告げられる。
ネスクの名を知っていたマルコが危険度を察知しリベラルに応援を呼び
持ちこたえようとするが、世界一の殺し屋相手に逃げることもままならず、
すぐに追い詰められてしまう。
早々に気絶させられたマルコを始末しようとするネスクに対し、
マルコを守るために挑発し逃げながら凌ごうとする。
「1人のターゲットにこんなに時間がかかったのは初めてだ」と言わせるほどには粘ったが、
圧倒的な戦闘力差によってすぐに捕まってしまう。
万事休すのところで助けに来たジャンが放った魔法がネスクを襲い怯ませるが、
ほとんど適性のないジャンの魔法では掠り傷程度しかつけられなかった。
問題にならない雑魚と判断したネスクは再びレイを狙うが、
ジャンが捨て身でレイを庇い、死亡してしまう。
ジャンの死に深く絶望し、覚醒したレイが怒りのままにネスクの右目を抉り、
半殺しというところまで追い込むが、ネスクの反撃にあい逆に半殺しにされてしまう。
窮地に追い込まれ、そばに落ちてあった"破の魔丸"に望みをかけ手に取るが、
魔導細胞を持たないレイが触れても何も起こらない。
ジャンやマルコの為にも死ぬわけにはいかないと心に決めたレイは
魔丸をネスクに投げつけた隙に逃げ出そうとするが、魔丸はネスクにキャッチされ
レイは深いダメージにより走ることもできなくなっていた。
今度こそ終わりだとトドメを刺される直前、大きな衝撃がネスクを襲い吹き飛んで行った。
そこに現れたのは息を切らせたナズナだった。
ジャンの亡骸を見たナズナは逆上し、起き上ったネスクと対峙、戦闘を開始した。
弱ったネスクではナズナ相手には防戦一方だった為、任務遂行不可と判断したネスクは撤退していった。
このとき、レイが投げつけた"破の魔丸"を持ち帰ったことでデインの手に渡ってしまう
(これは後にオープニングで取り返すことになるが)。
ジャンの死に対する責任と、ナズナへの恩返し、
今後も命を狙われる危険性から、リベラルへの加入を志願する。
その後、ナズナのもとで戦闘技能を養い、
マルコと共に魔物退治以外の任務も行うようになることで、
より柔軟なリベラルの戦士として成長していく。