マッド・ゼイガン
その筋肉隆々なガタイに似合わず、リベラルの解析班:コントロールルームの室長を務める、組織のブレイン的存在。
体系からは想像もつかないが50歳という年齢であり、本人曰く兵士からは10年前に引退したとのこと。
10年前までは「ビースト」に所属し最前線で活躍していたらしいが、当時からパワーファイターではなく
策士として通っていたようだ。
引退後は知能の高さを活かしてリベラルの科学班に入り、魔丸の研究を経て解析班へ異動した。
ナズナやレオンと同じく、ジャンに誘われてデインから抜け出したリベラル初期メンバーの一人。
鍛え上げられた肉体は戦線から退いても保たれていることから、トレーニングは欠かしていないようである。
実はデュークの師匠であり、13年前に当時10歳のデュークと出会いその才能に惚れ込み稽古をつけていた。
今でも戦闘力は衰えておらず、その辺の魔物はもちろんデインの上級兵士も一撃で葬れる実力を持つ。
引退の理由は「体力の衰え」らしく、長時間の戦闘ができなくなったから。
足手まといになるくらいならと、あっさりと自ら現場から離れた。
未だに現場復帰を求める声があるらしいが、「デュークがいるのに俺なんか必要ない」と一蹴している。
後に飛空艇「コルドバ号」のパイロットを務めることになる。
リベラルのアジトの所在がデインに知られてしまって以降、戦力差を考えると攻め込まれれば一気に
組織を潰されてしまうことを懸念し、「空飛ぶアジト」を発案したのも彼。
マルコの父である旧友のシルバとタッグを組み、コルドバ号を完成させた。
他にも物語中、何度も彼の機転によってピンチを救われることになる。
「ビースト」現総帥のウォードとは旧知の仲であり、今でもよく酒を飲むことがあるらしい。