ジャン・フリーダン
元デインの研究者であり、リベラル創設者でもある、レイの命の恩人。
ゲーム開始2年前に死亡している。享年42歳。
22年前、デインがハート家を騙し長男であるアルを奪い、生まれたばかりの赤子であるにも関わらず
人体実験に利用したことをきっかけに、徐々に組織のやり方に疑念を抱くようになった。
そして19年前、次男としてレイが誕生した際に、アルが3歳にして異常な魔丸適性値と強靭な細胞を持っていたことから
レイを「アルと同じ血統を持つ者」として狙ったデイン創設者のジークと対立し、
ジャンと同じく組織に疑念を抱いていたナズナ、レオン、ゼイガン、ラルフ、ガイらと共にデインを脱退した。
その後、レイの両親(イバン・ハートとリリー・ハート)には真実を告げると共に謝罪し、
レイを連れてデインの目の届かない場所へ逃げるよう促した。
ジャンに対して怒るよりも、アルが生きていることを知り号泣しながら喜んでいたリリーを見て、
アルを必ず取り戻すこと、そしてレイとイバン、リリーを守る抜くことを約束した。
ジャンとナズナ、レオンらはハート家と共にデインから逃げる過程でレナト村に辿り着き、
デインの本拠地から充分に離れ、知名度も低い田舎村であることからこの土地なら安全と判断し、
ハート家にこの村で暮らすように頼み込んだ。
そしていつでも見守れるように、またデイン撲滅の為にと、村近くの森の奥に新たに組織を立ち上げ、
すべての人たちに
「何者からの恐怖にも支配にも縛られない自由」を与えたいとの願いから“リベラル”と名付けた。