運命の日
17歳の誕生日、デインに雇われた殺し屋ネスクによって命を狙わる。
いつものように森でマルコと魔物退治をしていると、
突如として背後から現れたネスクにマルコ共々吹き飛ばされ、
「お前を半殺しにしてデインへ連れて行く」ことを告げられる。
ネスクの名を知っていたマルコが危険度を察知しリベラルに応援を呼び
持ちこたえようとするが、世界一の殺し屋相手に逃げることもままならず、
すぐに追い詰められてしまう。
早々に気絶させられたマルコを始末しようとするネスクに対し、
マルコを守るために挑発し逃げながら凌ごうとする。
「1人のターゲットにこんなに時間がかかったのは初めてだ」と言わせるほどには粘ったが、
圧倒的な戦闘力差によってすぐに捕まってしまう。
万事休すのところで助けに来たジャンが放った魔法がネスクを襲い怯ませるが、
ほとんど適性のないジャンの魔法では掠り傷程度しかつけられなかった。
問題にならない雑魚と判断したネスクは再びレイを狙うが、
ジャンが捨て身でレイを庇い、死亡してしまう。
ジャンの死に深く絶望し、覚醒したレイが怒りのままにネスクの右目を抉り、
半殺しというところまで追い込むが、ネスクの反撃にあい逆に半殺しにされてしまう。
窮地に追い込まれ、そばに落ちてあった"破の魔丸"に望みをかけ手に取るが、
魔導細胞を持たないレイが触れても何も起こらない。
ジャンやマルコの為にも死ぬわけにはいかないと心に決めたレイは
魔丸をネスクに投げつけた隙に逃げ出そうとするが、魔丸はネスクにキャッチされ
レイは深いダメージにより走ることもできなくなっていた。
今度こそ終わりだとトドメを刺される直前、大きな衝撃がネスクを襲い吹き飛んで行った。
そこに現れたのは息を切らせたナズナだった。
ジャンの亡骸を見たナズナは逆上し、起き上ったネスクと対峙、戦闘を開始した。
弱ったネスクではナズナ相手には防戦一方だった為、任務遂行不可と判断したネスクは撤退していった。
このとき、レイが投げつけた"破の魔丸"を持ち帰ったことでデインの手に渡ってしまう
(これは後にオープニングで取り返すことになるが)。