守りの真髄
レイの最強の守りの体術。
対象単体の命中のステータスを10ダウンさせる。消費APは24。
デイン本部撃破後にラルド地下道を訪れ、イベント「アストラガスの教え」をクリア後、習得。
「攻撃は最大の防御」とよく言うが、その実態は「相手に攻撃をさせないこと」である。
敵の攻撃を受けずに被害を未然に防ぐ。つまり「守りの真髄」とは「インターセプト」である。
レイの守りの体術としての最終形であり、ついに攻撃は「受けずにかわす」ようになった。
この技を使えば相手の命中の値がジワジワと下がっていき、物理であろうと魔法であろうと必殺技であろうと
最終的には上限の90%の確率で回避可能になる。
ただし、消費APの高さと、一度に下げることができる命中の値を考えると、敵が強敵であればあるほど
この技を重ね掛けする余裕はないかもしれない。
他の防御技を駆使し、敵の攻撃を凌ぎつつ、隙を見て「守りの真髄」を繰り出すのが基本的な使い方になるだろう。
その為、戦闘開始直後からひょいひょいかわしてノ-ダメージ、なんてことはできないが、
辛抱強く使っていればいつの間にか敵の攻撃がほとんど当たらないようになっているはずだ。
アル戦(ラストバトル)で確実にお世話になるであろう、というか使わないと勝利が困難になるであろう技なので、
必ず習得しておきたい。
「回避を上げる」効果では味方全員を一定まで強化しなければならないのに対し、
「命中を下げる」ということは、敵に対する一回の使用で結果的に味方全体に効果が及ぶので、効率がいい。
これは「攻撃力を下げる」「防御力を下げる」にも同じことが言えるが、通常攻撃だけに影響するこれらよりも
魔法・必殺技を含むすべての攻撃に影響する「命中を下げる」の方が効果が大きいと言える。
もっと言うと、というか正直に言うと「回避を上げる」という行動(必殺技・魔法)が
RPGツクール4ではできないのだ。
システム的にそのような効果のある技を作成することができない為に、
「じゃあ逆に命中を下げれば同じことじゃね?」
と思ったのでそうしました(ちなみにアクセサリで回避を上げることは可能)。
--------------↓余談↓--------------
RPGツクール4に存在する特殊コマンドに「一回休み」というものがあり、その効果はその名の通り
相手のターンをスキップ(一回休みに)させるという非常に強力なものなのだが、
これがなんと「ノーリスク&必中」で発動してしまうという極悪性能であり、
術者の速さが敵の速さを上回っていれば相手の行動を無限に止め続けることができてしまう。
1対1の戦闘なら互いに何もできなくなるだけで
(術者もひたすら「一回休み」のコマンド選択でターン消費する為)あまり意味はないのだが、
一人でも味方がいれば、一人が敵を止めてもう一人が殴るという確殺コンボが成立してしまうので
さすがに採用は諦めた。最強の防御技として「インターセプト」とかいう名前で使いたかったのに。