忍耐の守り
レイが最初から覚えている守りの体術。
青い闘気が身を包み、味方単体の防御のステータスをアップさせる。消費APは2。
とにかく耐え忍ぶこと。何があってもひるまず、我慢し、敵の攻撃を跳ね返し続ける。
逃げ、気の緩み、諦めは許されない。「守る」とはそういうことであり、すなわち「諦めない心」である。
レイを、そして「体術家」を象徴する技であり、最序盤から最終決戦まで活躍することができる。
この技の最大の利点は「重ね掛け可能」というところ。
もともと一回の使用でのステータスアップ値は高くない為、重ね掛け前提の技ではあるのだが、
魔法「シールド」等では所詮、物理ダメージを半減することしかできないところを
この技を繰り返し使用すれば、最終的に防御の値をMAXまで上げられるわけで、
つまり一切の物理攻撃を受け付けなくすることができる。
もちろんそこまでするには多くのAP消費と、何より何回も何回も重ね掛けをせねばならず
さらにはそれを味方全員分ともなれば多大な時間がかかり面倒だが、それこそまさに「忍耐の」守りと言えよう。
物語後半の通常攻撃がやたら強い上に攻撃力アップだの2回攻撃だのしてくる敵(特にアルさん)に非常に有効。
物理ダメージ半減効果だけではキツイ場合も多いので、さらにこの技を重ねて守りを固めるのもいいだろう。
ちなみに防御力を上げる効果の技(or魔法)はパーティ側ではこれだけである。
物語のオープニングでアルにボコられる際にレイが使っていたのがこの技であると考えられる。
すなわちアルにレイという存在を認めさせた技でもあり、そういう意味でもストーリー上でもレイを象徴する技。
というかストーリー上で何かを耐えているときはだいたいこの技を使っているのだろう。